ストロッツアプレーティとは
Strozzapreti(ストロッツアプレーティ)とは
「司祭の首を絞める」
という恐ろしい名前のパスタです
(司祭は神父のことでパーパ(ローマ教皇)ではありません。また「牧師」はプロテスタントなのでお間違え無く!)
首を絞めるようにパスタ生地をひねって作ります
ストレス発散できる手打ちパスタですね!
なぜ司祭の首を絞める?
イタリア人にとって司祭とは「うるさい人」ってイメージだそう
それはそうですよね?正しい方向に導くのがお仕事ですから
でも司祭も人間(イタリア人)ですから、ちょっとずるしたり立場を利用して得をしたり・・・
(悪代官と殿様見たいな?「おぬしも悪よのう~」)
そんな悪司祭の首を絞める代わりにパスタをひねってストレス発散!なのでしょうね
なお他にもPreti(司祭)と付くパスタがあります。
こちらはingannapreti インガンナ・プレーティというパスタ
司祭をだます という意味です
何をだましているかと言うと?中身の入ったパスタ(カペレッティ)にそっくりなのですが
こちらのパスタには何も入っていないのです!
日頃の恨みから、食いしん坊の司祭を騙したい!というマンマやおばあちゃんの悪だくみ??
本当に司祭って好かれてないのですね~
イタリア映画の「陽気なドン・カミロ」という映画をご覧いただくとより一層理解が深まると思います