日本の小麦粉はタンパク質の量や質によって
強力粉・準強力粉(中力粉)・薄力粉
に分けられていますね。
強力粉はパン 準強力粉はフランスパンやうどんなどの麺類 薄力粉は軽いお菓子などに使われます
イタリアの小麦粉の分類方法は?
一方、イタリアの小麦粉は
TIPO00 TIPO0 TIPO 1 (Farina integrale=全粒粉)
という呼び名で分けられています。
ただ日本とは違って、タンパク質の量で分けられているのではなく・・・
挽いてある小麦の内容によって変わるのです。
イタリアの小麦粉はこうなってます
TIPO 00・・・小麦の中心部の柔らかい部分を主に製粉。粒子が細かい
TIPO 0・・・小麦の表皮の部分の含有率が上がるため、やや灰色がかっている
TIPO1・・・さらに小麦の表皮の部分の含有率が多い
とこういう感じなんですけど、TIPO 00以外はあまり使いません。
日本の小麦粉よりグルテンが出やすいので、ふわふわのお菓子作りには向いてません
もしイタリアでふわふわのケーキを作るならどうすればいいかというと
コーンスターチや片栗粉をブレンドするのです。
ちなみにドイツは「うき粉」をブレンドします
イタリアの家で使っていた小麦粉はこれ!
パッケージのイラストがかなりシュール
お父さんが無駄にダンディで、子供がかなりテキトウ
しかも遠近法は完全に無視!素晴らしい!!
イタリアって楽しい!!